介護の経験がない人が介護タクシーを開業しても大丈夫?
開業時に多くの不安を抱える人たちから聞いたり、自分自身も抱えた不安の一つに
「介護の経験がないけど、介護タクシーを開業しても大丈夫だろうか?」という
悩みがありました。
そもそも、介護タクシーの仕事がどんな仕事かぼんやりとしかわからない程度で起業しようとしている人だっているわけですから、
不安があって当然です。
今回の記事ではそれを少しでも解消できるように紹介していく内容となっています。
数分で読めますので、ぜひ最後まで目を通してください。
- 介護経験なしの人が開業5ヶ月目で85万の売り上げ
- 介護と介護タクシーの仕事は別物
- 介護の経験があってもうまくいかないこともある
1 介護経験なしの人が開業5ヶ月目で85万の売り上げ
このタイトルだけ見ると、本当にそんなことが可能なのかと思われるかもしれません。
実際に当社の介護タクシー開業支援を受講されたかたが開業5ヶ月目にして
出した売り上げです。
その人は特別な人ではありません。
地域も都市部でもなく、同業他社もたくさんおられます。
後付けのような話にはなるのですが、その人の努力、行動力とタイミングが重なって出た売り上げだと思っています。
ここで開業支援を受講された人のスペックをご紹介いたします。
開業支援受講生さんのスペック
- 介護経験なし
- 別業界からの転職
- 半端ない行動力←ここが一番大きい
- プライドを捨てる
- ポジティブ
介護経験がなく、他業種からの参入。これはよくあることですが、こちらのかたが実績を出せたのは、
半端ない行動力、プライドにこだわらない対応力、そしてポジティブさが大きな要因だと思っています。
いくら知識や技術があっても、行動力が欠けていると次の行動に移す初速が遅く、結果を出すのが遅れてしまいます。
2 介護と介護タクシーの仕事は別物
介護と名前がつけば同じような職種に感じますが、介護タクシーは介護事業と別物と考えた方が良いです。
理由は、介護タクシーの目的は、「お客様を安全に目的地に連れて行くことが目的」です。
そもそも管轄する省庁が違い、介護事業は厚生労働省、介護タクシー事業は国土交通省の管轄となります。
ただし、介護に携わる事業なので、介護に関する知識と技術と言ったスキルは向上させておく必要があるので
日々研鑽努力する必要はあります。
3 介護の経験があってもうまくいかないこともある
これは過去の動画を見てもらったらわかりますが、ケアマネや介護福祉士の資格を持った人で
長年、介護業界に居続けた人でも開業から数ヶ月で廃業になったケースもあります。
結局、経営センスも養っていく必要があり、これは介護の経験があるからといって身につくものではないです。
介護ありきで介護タクシーの開業に向かっても良いし、介護タクシーの開業に向かい始めてから、介護の資格を取得するものありでしょう。
資格は運輸局では努力義務のようなことを言われていますが、取っておいた方が介護タクシーの仕事をする上で
ヘルパーさんや看護師さんが言われていることの意味がよりわかり、意思疎通も測りやすくなります。
この記事のまとめ
結論:問題ない
根拠:介護と介護タクシーの仕事は似ているようでまた別物
事実:介護の経験がない人が開業後に売上を上げている事例もある
まとめ:介護の経験がない人でも開業は可能
注意点:介護に携わる事業なので、介護の知識とスキルは身につけておくことが大切